このページはコミュニティーの尽力で英語から翻訳されました。MDN Web Docs コミュニティーについてもっと知り、仲間になるにはこちらから。

View in English Always switch to English

round()

Baseline 2024
Newly available

Since May 2024, this feature works across the latest devices and browser versions. This feature might not work in older devices or browsers.

round()CSS関数で、選択した丸め方法に基づいて、丸めた数値を返します。

作成者は、丸める値、間隔、あるいはその両方にカスタム CSS プロパティ (例: --my-property) を使用すべきです。これらの値が既知の場合は、round() 関数を使用するのは冗長です。

構文

css
width: round(var(--width), 50px);
width: round(up, 101px, var(--interval));
width: round(down, var(--height), var(--interval));
margin: round(to-zero, -105px, 10px);

引数

round(<rounding-strategy>, valueToRound, roundingInterval) 関数は、オプションの丸め方法、丸める値(または数式)、丸め間隔(または数式)を指定します。 valueToRound は、丸め方法に従って、roundingInterval の最も近い整数の倍数に丸められます。

<rounding-strategy>

丸め方法。 これは、次のいずれかの値です。

up

valueToRoundroundingInterval の最も近い整数倍に切り上げます(値が負の場合は「より正の値」になります)。これは、JavaScript の Math.ceil() メソッドと同等です。

down

valueToRoundroundingInterval の最も近い整数倍に切り捨てます(値が負の場合は「より負の値」になります)。これは、JavaScript の Math.floor() メソッドと同等です。

nearest (既定値)

valueToRound を、roundingInterval の最も近い整数倍に丸めます。この値は、上の値と下の値のどちらになる場合もあります。 valueToRound が、上記の丸め対象の上と下のちょうど中間(どちらにも「最も近い」ではない)にある場合は、切り上げられます。 JavaScript の Math.round() と同等です。

to-zero

valueToRound を、roundingInterval の 0 に近い側の整数の倍数に丸めます(正の値は減少し、負の値は「負ではない方向」になります)。これは、 JavaScript の Math.trunc() メソッドと同等です。

valueToRound

丸める値。 これは、 <number><dimension><percentage>、またはこれらのいずれかの値に解決される数式でなければなりません。

roundingInterval

丸め間隔。 これは、 <number><dimension><percentage>、またはこれらのいずれかの値に解決される数式です。 valueToRound<number> である場合、 roundingInterval は省略することができ、既定値が 1 になります。 それ以外の場合、それを省略すると不正な式になります。

返値

valueToRound の値を、roundingInterval の最も近い整数の倍数に丸めます。丸め方法は、rounding strategy によって異なります。

  • roundingInterval0 の場合、結果は NaN です。

  • valueToRoundroundingIntervalinfinite の場合、結果は NaN です。

  • valueToRound が無限大で、roundingInterval が有限の場合、結果は同じ infinity になります。

  • valueToRound が有限で roundingInterval が無限の場合、結果は丸め方法と A の符号によって異なります。

    • up - valueToRound が正の値(0 以外)の場合は、+∞ を返します。valueToRound0⁺ の場合は、0⁺ を返します。それ以外の場合は、0⁻ を返します。
    • down - valueToRound が負(0 以外)の場合は、−∞ を返します。valueToRound0⁻ の場合は、0⁻ を返します。それ以外の場合は、0⁺ を返します。
    • nearestto-zero - valueToRound が正の値または 0⁺ の場合、0⁺ を返します。それ以外の場合は、0⁻ を返します。
  • 引数の計算結果は、<number><dimension><percentage> に解決されますが、同じ型である必要があります。そうでない場合、関数は不正となり、結果は引数と同じ型になります。

  • valueToRoundroundingInterval のちょうど整数倍である場合、round()valueToRound を正確に解決します(valueToRound0⁻ であるか 0⁺ であるかは、関連する場合、そのまま保持されます)。それ以外の場合、roundingInterval の整数倍で valueToRound に「最も近い」値が 2 つあります。−∞ に近い下の roundingInterval と、+∞ に近い上の roundingInterval です。

形式文法

<round()> = 
round( <rounding-strategy>? , <calc-sum> , <calc-sum>? )

<rounding-strategy> =
nearest |
up |
down |
to-zero

<calc-sum> =
<calc-product> [ [ '+' | '-' ] <calc-product> ]*

<calc-product> =
<calc-value> [ [ '*' | / ] <calc-value> ]*

<calc-value> =
<number> |
<dimension> |
<percentage> |
<calc-keyword> |
( <calc-sum> )

<calc-keyword> =
e |
pi |
infinity |
-infinity |
NaN

正の値を丸める

この例は、round() 関数の丸め方法が正の値に対してどのように動作するのかを示しています。

下記 5 つのボックスのうち、round() 関数は最後の 4 つの高さを設定するために使用されています。 丸める値は、それぞれのケースで 100 ピクセルから 125 ピクセルの間であり、丸める値はすべて 25 ピクセルです。 したがって、ボックスの高さは 125 ピクセルに切り上げられるか、100 ピクセルに切り捨てられます。

HTML

HTML は、CSS によってボックスとしてレンダリングされる 5 つの div 要素を定義しています。 これらの要素には、丸め方法、初期値、およびボックスの予想最終高さ(括弧内)を示すテキストが含まれています。

html
<div class="box box-1">height: 100px</div>
<div class="box box-2">up 101px (125px)</div>
<div class="box box-3">down 122px (100px)</div>
<div class="box box-4">to-zero 120px (100px)</div>
<div class="box box-5">nearest 117px (125px)</div>

CSS

すべてのボックスに適用される CSS を下記に示します。 丸め間隔に使用する、--rounding-interval という名前付きカスタム CSS プロパティを適用していることに注意してください。

css
div.box {
  width: 100px;
  height: 100px;
  background: lightblue;
  --rounding-interval: 25px;
}

左から最初の div は、特定の CSS ルールで指定されていないため、既定の高さ 100px が適用されます。 2 番目、3 番目、4 番目の div の CSS は、それぞれ round、up、down、to-zero を表示させるもので、下記に示します。

css
div.box-2 {
  height: round(up, 101px, var(--rounding-interval));
}
div.box-3 {
  height: round(down, 122px, var(--rounding-interval));
}
div.box-4 {
  height: round(to-zero, 120px, var(--rounding-interval));
}

上記で、var() およびカスタム CSS プロパティ --rounding-interval を使用して丸める間隔を示していることに注目してください。

最後のボックスは丸め方法を指定せずに設定されているため、既定では nearest になります。 この場合、 117 ピクセルに最も近い間隔は 125 ピクセルであるため、切り上げられます。 対照のために、ここでは丸め値と間隔の両方にハードコードされた値を指定しました。 これは可能ですが、結果がすでに分かっている場合に数値を丸める意味はないため、通常はこのようなことはしません。

css
div.box-5 {
  height: round(117px, 25px);
}

結果

ブラウザーが CSS の round() 関数に対応している場合、含まれているテキストの高さに応じて、高さが丸められた 5 列が表示されます。

仕様書

Specification
CSS Values and Units Module Level 4
# funcdef-round

ブラウザーの互換性

関連情報